「お手伝い程度ではだめなのよ」
ケンカの発端はいつもそこから始まる。
キャバ嬢の私は夜はお店で働き、朝方に眠りにつく。
7時に起きて、子どもにご飯をあげて支度を済ませて子ども達二人を保育園に送る。
帰ってからは寝てるだろうと思ってる?
仮眠を取って、朝日に照らされると眠いけど頭冴えるんだよ。
カーテン閉めても寝れない。
こういう時は家事を済ませてしまう。
気づけば3時になってる。
あと1・2時間もすればお迎えの時間だ。
少し仮眠を取って、お迎えに行く。
そこからは戦場だよね。
息子の手を引いて歩く、いや、走ってる。手も振りほどかれるから必死だよ。
やっと帰宅してもお風呂と夕飯が待ってる。
ギャン泣きする息子をお風呂に入れる。
汗だくになってヘロヘロになりながら。
ご飯は一応食べれる物を作る。あげる。
クタクタになって、お風呂に入って化粧して今から仕事だ。
見た目は自分で言うのもなんだけど、上の下だ。
きらびやかな見た目からは日中の姿は想像デキマイ。
こんな生活をしてる私すごい頑張ってるでしょ。と、言いたい訳ではない。
この生活に夫が存在しているという事。
私の生活にパートナーという存在がいることに自分でも疑いを持つのだ。
つづく。